今年も決算が楽しい!3月決算、真っ最中!

こんばんは。yonagaです。

あー、私はやっぱり決算、大好きだわぁって実感しています。

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ウチの会社は3月決算です。

という事は、5月末日までに決算書を作って納税まで終わらせないといけない。

つまり、今、一番忙しい時期です。

会社によって、事務係の決算に携わる内容が違うと思います。

毎月、入金伝票、出金伝票、振替伝票をそのまま会計事務所に渡すだけ。

そういう会社もあるでしょう。

そして会計事務所から来た試算表はなにもチェックせず経営者へ渡すところもあるでしょう。

ウチの会社は結構、キチンとやっているほうかもしれません。

第一に、私は「月次決算」をやっています。

「月次決算」とは?

毎月、貸借科目の内容と残高を明確にしておくことです。

エクセルで元帳を作っておいて、各科目ごとに発生と減少を入力し

毎月残高を明確にしておきます。

そして、会計事務所に伝票類を渡す時は、

貸借科目の内訳書も毎月お渡しします。

会計事務所は伝票を集計後、その内訳書の内容と照合し、

もし、間違いがあれば問い合わせが来て、こちらで調べて

間違いがあればすぐに直します。

だから、例えば【売掛金】、【受取手形】、【仮払金】、【立替金】、【前払費用】、

【買掛金】、【未払金】、【借受金】、【前受金】、【預り金】、【借入金】など

貸借科目は全部内訳を明確にしています。

これを毎月やります。

ハッキリ言って、結構、大変です。

でも、これをやっておくととっても良い事があります。

それは

決算の時、驚くほどスムーズに事が運ぶのです。

毎回実感しています。

私がこの会社に入った時は、

3月末なのにまだ8月分の試算表が出来ていませんでした。

そして、残り半年分以上を4月と5月の2か月間で無理やり処理しました。

なんとか決算事務に入ったと思ったら、

「〇月のこれについての書類をください。」とか

「▼月のこれの内容を教えてください。」とか

会計事務所から質問が来ました。

なぜその月分の試算表をやっている時に聞いてこない?

決算整理に入る前に解決しておくべきことでしょう?

どういうつもりで毎月の試算表を決めたの?

ほんと、そう言いたくなりました。

私は以前、会計事務所に12年間勤めていました。

最後の数年は、主任という役職を任されました。

全くの異業種からの転職で、

「年末調整?」「損金?」「損金算入?」「所得税?」

全くのゼロからのスタートでした。

他の皆さんは、前職が会計事務所だったり、

経理の専門学校で会計を勉強し日商簿記の2級や1級をもっている

そういう方々ばかりでした。

年末調整真っ盛りの12月に入社し、

周りに先輩は年末調整専用のパソコンにデータを入力して

テキパキ年末調整をしていましたが、

ど素人の私は年末調整とは何かから始めました。

年末調整の手引きを何度も読み、事務所の書庫にある幅5センチ位の参考書を読み

更に昨年と一昨年の年末調整の控えを目の前に持ってきて

「えーと、ここの数字がここにきて、

ここにこれを足して、これは、この表のこれから来ていて・・・」と

一つ一つ分解して、自分で納得しながら仕事をしました。

だから、先輩方より数倍、時間がかかりました。

また、源泉徴収簿や賃金台帳、源泉徴収票(給与支払報告書)など

先輩方はパソコンを入力すればその書類はバーっと出力され、

処理がすぐに終わりましたが、

私の場合、全て手書きでした。

それらの中の一つ一つの意味を知るために手書きでやりなさい、という

先生の方針でした。

私はその先生によって本当に鍛えられたと思います。

当時もそうでしたが、今も先生の恩は忘れません。

12年間、先生に育てていただきました。

その会計事務所の方針が「毎月きちんとした試算表をつくる」ことでした。

つまり、毎月、貸借科目の残高を把握・確認し、不明点は残さない、ということでした。

私もその考えに大賛成です。

決算という大きな仕事も、毎月正確な試算表を作っていればそれほど苦労はしない。

毎月毎月、きちんと決めていれば何も心配はありません。

貯めてしまうと心配事も貯まっていきます。

そんな思いで12年間会計事務所で働かせていただいたので

今の会社に入った時、ちょっと驚きました。

何事もそうですが、何かをするときはまず目標・目的を決めます。

そして、それを達成するには今、どうすればいいか、

いつまでに何をすればよいかなどを考えます。

決算の時も、決算に入る前に必ず「決算スケジュール」を会計事務所に渡します。

まず、ゴールである株主総会の日にちを予想します。

そして、その前日辺りに会計監査の日にちを入れます。

そして、いつ頃私に社内から伝票が来るかを予想して、

その日から会計監査までの間で、何日間あればこれが出来て

その後何日後にこれをしてと決めていきます。

そして、出来上がったスケジュールを会計事務所に提出し

「極力、このスケジュール通りに頑張りますのでよろしくお願いいたします。」と申し添えます。

ほとんど、スケジュール通り又は前倒しでやれています。

相手がある仕事なので、とにかく急いでやります。

決算は短期戦なので頭はフル回転です。

いつもすごいと思っていますが(#^.^#)

決算や年末調整・入札参加資格確認申請の時期は、

ホント、私ってすごい! って、思います。

いま、決算真っ最中です。

余談ですが、法人の税金を計算するのに、申告書の中に「別表」というのがあります。

別表一(一)とか、別表(二)とか(四)とかあります。

この別表って、一から書いていくと思うでしょうが違うんですよ。

別表(四)で所得を計算して、その所得に対して税金がいくらになるか計算するのです。

会計事務所に入って初めて法人の申告をするとき、分からなかったなぁ。

で、また、事務所の書庫にある10センチ以上の厚さのある法人の決算の仕方みたいな本を開いて、前期と前々期の決算書を見比べて

「この数字は次にここに来ている。で、その次はここに来ている。」みたいに追って行って理解していました。

私は会計事務所に12年間勤めていたので

毎月の処理でどの科目のどんなところに注意すべきかは自分なりに分かっています。

また、決算の時に必要になるデータは毎月積み上げて行っています。

例えば借入金の利息。

これは勘定科目内訳書の借入金のところに利息の金額もいれなければいけない。

借入金が一つ二つだったら別に問題ないのですが

結構な数の場合、毎月エクセルに入れた方が良いです。

例えば雑収入。

これも勘定科目内訳書のために、雑収入の科目になったものは

正式名称と住所と内容をエクセルに入力しています。

例えば地代家賃。

これも同じで、正式な支払先名称、持ち主の住所、その土地の住所など

毎月必ず確認してエクセルに入れておきます。

そしてそれらのエクセルの残高は毎月チェックしています。

だから、決算の時は、楽ちんです。

改めて一年間を振り返ってまとめる手間はなくなります。

やっぱり、最後(目標・目的)を定め、それを達成するために日々何をしなければいけないのか、それを考えて実行して、時々振り返ってみる。

それを繰り返せば、難しそうなこと、大変な事も、そう難しくはなくなります。

今月もあと少しです。

決算も大詰めです。

月末の株主総会に向けてあと一頑張り。

楽しんで仕事ができる今の環境に感謝しています(^O^)/

本日もここまでお読みくださりありがとうございました。

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