こんばんは。yonagaです。
8月の23℃は肌寒いです。
本日は普通に仕事でした。エアコンは付けていません。
窓を開けています。
雨がしとしと降っているから、寒くて何度もトイレに行き
季節外れで恥ずかしかったのですが、
我慢しきれず薄手のジャンバーを羽織りました。
事務職なので、ほとんどパソコン作業が多いのですが、
ひざ掛けをして暖を取っていました。
13日から数日間、お盆休みになります。
休み明けからスパッと仕事モードに入れるように
仕事のケリを付けるため、今週は特に頑張りました。
6月分の試算表も完成させ、メインの銀行へ発送を終えました
今月下旬に行われる「経営事項審査」の準備も抜かりなく書類を作成し、
後は、前日に社長から2期分の決算書をお借りすればよい状態です。
また、入札参加資格審査申請が始まったところがまたあり、
要領をホームページからダウンロードして大体の下書きしました。
添付書類もチェックし、今ある分で大丈夫な事も把握済みです。
お盆休み明けにやる給料計算の為の「特記事項」もまとめました。
月変(社会保険の月額変更)が2人あり、また、
試用期間が満了して、本採用になった人の手当や控除の内容も確認しました。
明日からの数日間のお盆休みの為に、
たくさんの仕事を決め、満足な状態です。
貴重なお休みの日に出勤する必要もないようです。
よかった、よかった。
つい最近までは、お盆休み、年末年始、ゴールデンウィークなどの
長期休日のうち数日、休日出勤をしていました。
仕事が詰まっているからでしたが、それ以外で、
通帳の資金移動の為だけに1、2時間出た事も何度かありました。
会社にはお客様の都合に合わせて、10数件の金融機関の口座があります。
そして、どの口座から、何日に、いくら自動引き落としされるか、
「支払予定」を私は担当しています。
また、例えば、各営業所の家賃を家主さんに毎月お支払していますが
それをパソコン操作で、振り込んでいます。
更に、支払が多くなって残高が足りなくならないように
各口座間で資金移動をパソコンで操作します。
たとえば、13日(日)~16日(水)まで会社がお休みだとします。
会社は休みですが、14日(月)~16日(水)までは平日なので
15日引き落とし分は15日に引き落としされます。
引き落としだけではなく、売り上げも入ってきますが
もしも、16日や17日に引き落としが更にある場合、
その17日までの通帳残高がなければいけません。
だまっていると口座の残高に偏りがおきます。
13日から17日までの引き落とし分の残高があれば簡単ですが、
数年前までは、ぎりぎりの状態だったので、
口座が動いている時間に会社に出て、
足りなくなりそうな口座へ資金移動してなんとかやっていました。
ゴールデンウィークも、例えば
1日から5日まで休みでもその中の平日は、
資金移動の為に1、2時間出勤していました。
でも、今は、そういう心配がなくなりました。
潤沢に資金があり、そういう時代もあったよねと言えるほど
会社の状態がよくなりました。
だから、数日間の会社の休みがあっても
安心して休めます。
私は財務を担当しているので、会社の様子が他の人よりは分かります。
実は私は一時、倒産を覚悟していました。
○月○日が倒産の日になるのではと私は予想し
全社員の退職の書類を密かに作っていました。
会社が危ないからその前に退職するなんて全く思ってもいませんでした。
皆さんの退職手続きをきっちり終えてから退職しようと思っていました。
もしも、突然会社が倒産しても
従業員の皆さんがすぐに失業保険を貰えるよう、準備をしていました。
しかし、幸せな事に、それは杞憂に終わりました。
代表者が変わり、従業員一人一人が経費の節約をし、
「とにかく売り上げを上げる」から「売上よりも利益を重視」することに着眼し
営業は見積もりの段階で利益が出るように努力し
製作部は少しでも無駄のないように材料を使い
外注はなるべく使わずに社内の人がやるようにし
もし外注を頼む場合は、単価交渉をしました。
高所作業車やユニックなどリース中心だった特殊車両を購入し
リース料を大幅に削減しました。
現場に出ない私たちは、お茶葉やコピー用紙など
細かい事も節約しました。
それまでは昔からのお付き合いで老舗のお茶屋さんから
従業員のお茶葉を購入していました。
高い分おいしいのですが、
半額に近い安いお茶をスーパーから購入することにしました。
湯沸かし器も、手がかじかんで困るくらいの季節まで我慢していました。
うっかり使わないように、ガスの元栓を閉めて、蛇口を上向きにしていました。
コピー用紙は、それまでは各営業所がそれぞれ購入していましたが
本社で安いコピー用紙を一括購入してそれを各営業所に渡しました。
また、コピー機のカウントの単価をもっと安くしてくれるよう
コピー機会社と交渉をしました。
昔からの風習で続けていた、お中元・お歳暮も一時中止しました。
現在は、特に大事なお取引先だけに贈っています。
また、交際費や諸会費の見直しもしました。
昔からのなれ合いで入っていたいろいろな「会」から脱退し、
ビジネスと関係のあるものだけに入る事にしました。
また、不要な飲食接待はやめました。
飲食接待費の出金は許可制にしました。
接待ゴルフも必要不可欠な分だけに絞りました。
昔は、売り上げの高い営業員を表彰していました。
だから、とにかく売り上げを上げなければいけない、
売上さえあげれば原価がいくらだろうが関係ない。
昔はそういう風潮でした。
新しい代表は、「それではいけない。
受注1件ごとに利益をとらなければいけない。」
そういう信念のもとで、
「受注した物件に対する原価を計算する」システムを考えました。
そのシステムを始めたころは、
「とにかく売り上げをあげればいい」と思ってとった仕事が
実は、ほとんど儲けがない、最悪の場合、マイナス、
そういう物件がほとんどでした。
これでは会社が傾いて当たり前ですね。
一つ一つの物件の原価を出して、利益はいくらかを計算し、
利益が出なかったところは、なぜそうなったのかを検証し
次の仕事に活かすようにしました。
それを数年続けた今は、利益なしの物件はほとんどありません。
このシステムを継続するにはたくさんの人の努力がありました。
原価を計上するのも大変です。
材料を何m使ったからいくら、
製作に何時間掛かったから人件費がいくら、
取り付けに出かけた時のETCの料金がいくらとか
細かく入力していきます。
だから、受注してきた営業だけではなく、
製作の人
経費を計算する人
入力をする人
たくさんの人の手がかかって
その一つの物件に対する原価が算出されます。
だから、受注は他人ごとではなく、
従業員皆に関係する事、そういう意識付けができたから
今の状態になったのだと思います。
従業員一人一人の意識向上が、会社を立て直したのだと思います。
そして、そういうふうに仕向けた今の代表者(社長)は本当にすごい人です。
明日、久々に家族全員が揃います。
そして、姉の一家が来ていっときですが13人家族になります。
それではまた明日。