今年も我が家のプルーンの収穫時期になりました

都会の大学に通う娘が、お盆に数日こちらに来ていて

先日、戻って行きました。

我が家全員が揃うのは、娘が戻ってきている期間だけです。

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また、たった5人だけの家族の毎日が始まりました。

先日、娘と一緒に買い物に出かけて

向こうに送る物を買いました。

レトルトの食品、パスタ、袋ラーメン、みそ、だし、

野菜ジュース、お米、化粧品、日用品、

我が家のジャガイモと玉ねぎも入れ

隙間にはティッシュやトイレットペーパーを入れ、

2個口の段ボールで送りました。

そして、出発当日、娘のキャリーバックには

朝採れたての小松菜を新聞紙にくるんで入れました。

また、新幹線の中で食べるお弁当も作って持たせました。

当日、私は4時ちょっと前に起床し、

大きな鍋に小松菜を3回分ゆがきました。

そして、

味噌汁(ごぼう、じゃがいも、人参、小松菜、油揚げ、豆腐、ネギ)、

から揚げ、揚げ出し豆腐、おいなりさん、

豚肉の生姜焼きを作り、

我が家のミニトマトを添えたお弁当を作りました。

使い捨ての小振りのパックを事前に購入して

3パックを使ってお弁当を持たせました。

後で「おいしかった!」の電話がありました。

午前中に出発で、見送りの為に休みたかったのですが

当日、私はどうしても外せない仕事があり

休むことができませんでした。

だから駅までは夫が送って行きました。

その前後の日だったら休んでも支障が無いのに

その日だけは絶対に休めない仕事があり、残念でした。

だから、4時から7時頃まで、

時間との戦いをしながら朝の支度とお弁当を作り

自分の化粧は3分以内、

自分の朝ごはんもその位、

バタバタで会社に向かいました。

家を出る時、

「いってらっしゃい。気を付けてね。」と娘に私が言うと

娘はスッと手を差し伸べ、がっちり握手をしました。

体育会系の娘なので、

ハグよりもがっちり握手が多いです。

3人の娘の内、一人がいなくなるだけなのですが

寂しいものです。

ほとんど毎日、娘から電話が来ますが

でも、やっぱり直接会うのとは違います。

大学を卒業したら地元に就職したらと私は言っていますが

どうなることやら。

同じお腹から出てきたのに、3人ともそれぞれ性格が違います。

不思議ですね。

子供がまだ小さかった頃は

「早く大きくなればいい。」と思っていました。

しかし、高校を卒業したら都会の学校に行ってしまうという現実に

「子育ての期間はあっというまだ。」と思いました。

たった18年間一緒に暮らしただけで、

離れ離れになってしまう、

もしかしたら、都会で就職し結婚してしまったら

一緒に過ごすことはもう無いのだ

そう思うと、もっと一緒の時間を楽しめば良かったと思いました。

子供が生まれてから今までを思い返してみても

最初の数年の記憶はありますが

そこから現在までの記憶がありすぎて思い出せないのか

それともただ単に忘れっぽくなっただけなのか

この十数年の時間の流れの速さに自分の頭が付いて行けないです。

特に、母がアルツハイマー型認知症になってからの9年間位、

毎日が怒涛のような日々だったので

今となってはどうやって過ごしてきたのだろうと思うくらいです。

都会では刺激がいっぱいあり、

素敵な人もたくさんいらっしゃると思います。

いろいろな職種の仕事もたくさんあり

こちらとは比べ物にならない位の就職先があると思います。

自分の可能性をそういう場で試したいでしょうね。

気持ちは分かります。

私も若い頃は同じことを考えていましたから。

でも、刺激の少ない田舎もいいものです。

帰省した時、娘が言います。

「蛇口から出て来る水をためらわずに飲めるっていいね。」と。

娘のマンションの水は、蛇口に浄水器を付けています。

用心深い娘は、それでも蛇口からの水は飲みません。

まずくて飲めないそうです。

だから、味噌汁の水や、直接飲む水は

ペットボトルに入って売っている水にしています。

たまに娘のところに遊びにいった時、

蛇口からの水を飲みますが、やはりまずいです。

田舎では普段、どれだけ恵まれているかを実感します。

空気もおいしい。

お風呂に入って大きな声で歌っても

お隣さんが遠いので誰にも迷惑をかけない。

朝日で目が覚める。

救急車なんてほとんど来ないから。

来た時は近所で大変な話題になる位です。

窓から見える庭には、柿と栗の木があり、

家の脇にはブドウ、裏にはこの木があります。

この写真だと、ちょっとわかりませんよね。

拡大したらピンボケしてしまいました。すみません。

これです。

我が家のプルーンがとれました。

プルーンには鉄分が豊富に含まれているので

貧血に効果があるのは有名です。

また、プルーンは、水溶性植物繊維と不溶性植物繊維の

2種類の食物繊維がはいっているので、

便秘、肌の乾燥などに効果があります。

その他に、カリウムやカルシウムなどのミネラル分、

カロチン、ビタミンC、ビタミンB群、葉酸、食物繊維、

アントシアニンなどたくさんの栄養成分が含まれています。

カリウムは塩分を体外に排出してくれるます。

アントシアニンは眼精疲労や視力回復に効果があると言われています。

仕事で一日中パソコンを使っている私は目が疲れやすいので

プルーンが採れる時期は毎日食べています。

プルーンの表面に、真っ白な粉みたいなのがついていますが、

これは汚れではありません。

これはブルームという、保護剤のようなもので無害です。

この粉みたいなものが無いのが鮮度が落ちている証拠です。

ジャムにしたりシャーベットにしたり、

食べ方はいろいろでしょうが、私はそのままガブリです。

家族は皆、そのままガブリ。

生が一番です。

家のあらゆる戸や窓を開け放しているから涼しいです。

我が家にエアコンはありません。必要ないから。

扇風機はありますが、年に数日しか稼働しません。

夏の夜は、寒いから窓を開けては寝れません。

夜、車はほとんど通らないのでとっても静かです。

都会に住む娘が、こっちに来た時、

「夜、ほんっとに静かだからすぐ眠れる。」って言ってます。

夜空には星がたくさんあります。

田舎はいいですよ。

勿論、冬は雪がたくさんつもり、

早朝から除雪機で除雪をしないと車を出せないとか

大変な時もありますが、でも、

心を病むことはあまりないかもしれません。

都会にも田舎にも嫌な人はいますが

都会で嫌な事があって、アパートに帰っても一人。

誰にも愚痴を聞いてもらえず、悶々とした思いを募らせ

また翌日も会社へ行くことになりかねません。

でも田舎だったら、家に帰って来たら、歌いたい放題です。

上手くストレスを発散して、明日もがんばろうってなります。

一人暮らしで一番気になるのは体調がすぐれない時ですね。

誰も心配してくれないし、介助もしてくれない。

お腹がすいても、自分で用意するしかない。

でも、田舎だったら、家には誰かいる。

ご飯支度は誰かがやってくれる。

具合が悪い時は心配してくれる人がいる。

肩ひじはって背伸びして生きるのも若いうちだけですよ。

人生80年としても、その内、若い時期はほんのちょっとです。

元気でいられる時期は限られています。

よぼよぼになってから田舎に来るよりも

若いうちから田舎に根を張って生きてみるのもいいと思います。

今日もお読み下さりありがとうございます。

それではまた明日。

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